ザ・パンデモニアム・ロック・ショー 感想
桜井玲香さんが出演されたパンデモニアム・ロック・ショー、2回観劇することができました。
演じていたのは及川真実という役柄の女性。姉妹アイドルデュオ「ウエハース」として活躍している女性でした。昭和のアイドルという感じ。
及川真実の名前にも表れてるのですが、何が「真実」だったのか、ということを考えてしまう舞台でした。捉えどころが難しい役柄をほんと素敵に演じていたと思います。
中山優馬さんが演じる楠瀬涼の前や男性の前では、悪女のようにも見えるのですが、演じている「悪」のように見え、いっぱい背伸びして頑張っているような女性に見えました。時代背景としては、自分よりも上になり、その頃は想像でしかないのだけど、経済的にも豊かさが増していくなか、自分もその流れに乗りつつ、流されないように必死にしがみついている人のように見えました。
桜井玲香さんは作品について、以下のように言っていました。
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「本当に魅了溢れる作品で、話もいろんな展開があって面白いですし、音楽もいろんな曲があり、どこを観たらいいかわからなくなるくらい魅力のたくさんある作品」
桜井玲香、元乃木坂46の力量発揮!美脚光る衣装&昭和アイドルのパフォーマンスで魅了 - フジテレビュー!! (fujitv-view.jp)
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本当にそうで、いろいろな人に、いろいろな見方を与える、それぞれの解釈を与える面白い作品だなぁって感じました。
それにしても、桜井玲香さん。この作品の中での歌声は、清涼剤のように澄み渡っていました。ヒーリング音楽のような雰囲気は、作品の中で、癒しの時間を与えていた気がします。
そして昭和アイドルの姿の玲香さんは、ほんと可愛くて最高。やっぱ、
桜井玲香だな
って思わせる最高のものでした。
共演した及川愚美役の野口かおるさんのTwitterに上がっていた桜井玲香さん含めキャストの皆さんの笑顔もステキ。
なにしろ、パンモニでは2ヶ月間、濃密すぎる劇的生活だったので、全員マジで愛していて抱けるんだけど、特に、なみちゃんれいかちゃんには、同じお部屋でたくさん助けてもらいました。あ〜ん。胸きゅん。あと、小松さんはわたしのステージドリンクを太陽の塔にしてくれました。みんなまたね。#パンモニ pic.twitter.com/hCa6VcmwEC
— 野口かおる・ザ・パンプアッパー (@kAorU_dAngEROus) 2021年10月14日